HOME > TOPICS > 遺言書を開封するときの注意点
日々の暮らしの中で、ふと直面する“相続”の問題。
今回は、実際の相談者と専門家の会話から「遺言書を開封するときに気をつけたいポイント」を紹介します。
![]() 相談者 |
妻が遺言を遺してくれていたようです。 |
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![]() 専門家 |
奥様が遺言でご主人を指定されたのですね。信頼の証でもあります。 |
![]() 相談者 |
公正証書遺言と聞いていたので、特別な手続きは不要だと思っていました。 |
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![]() 専門家 |
そう思われるのも自然です。
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![]() 相談者 |
ちょうど四十九日の法要で親族が集まるので、そのときに遺言書のコピーを配りたいと思っています。 事前にコピーを準備しておくことはできますか? |
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![]() 専門家 |
とても丁寧なご配慮ですね。きっと皆さんにも気持ちが伝わると思います。
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![]() 相談者 |
相続人全員が立ち会わないといけませんか? |
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![]() 専門家 |
全員でなくても構いません。
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![]() 相談者 |
もし手続きをせずに開封してしまったら、罰則はあるのでしょうか? |
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![]() 専門家 |
避けたいケースですね。
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![]() 相談者 |
封印のない公正証書遺言なら、そのまま確認しても問題ないんですよね? |
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![]() 専門家 |
はい、その場合はご自宅で確認して構いません。
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![]() 相談者 |
封印があるかどうか、どこを見れば分かりますか? |
|---|---|
![]() 専門家 |
封筒に押印がされているかどうかがポイントです。 |
遺言書をめぐる手続きは、思っている以上に複雑です。
「自分でできる」と思っても、少しの判断ミスが後のトラブルにつながることもあります。
そんな時こそ、税理士や司法書士などの専門家の力を借りることで、安心して一歩ずつ進めることができます。
税理士は、相続税・贈与税の専門家です。
遺言書に書かれた財産の分け方によって、税金の負担は大きく変わります。
たとえば—
「長男に土地を、次男に現金を」と書いても、評価額の差によって税負担が偏ることがあります。
税理士が関わると、次のような対応が可能です。
相模原市は宅地や農地の評価額に地域差が大きく、同じ金額の遺産でも税額に差が出やすい地域です。
税理士による「地価を踏まえた遺言設計」は、相続時の納税リスクを大幅に減らせます。
司法書士は、登記と法的手続きの専門家です。
遺言書の作成から執行までの法的サポートを担います。
具体的には—
相模原市では、家庭裁判所相模原支部(中央区富士見)で検認申立てを行います。
専門家が代理・同行すれば、提出書類の不備や二度手間を防ぐことができます。
