HOME > 相続ガイド > 【相続前Step.3】納税対策
相続発生後、ご遺族の方々が1番考えていることは「どれくらい財産をもらえるか?」ではありません。
実際は「この相続を早く、無事に終わらせたい」、そう考えている方がほとんどです。
財産を受け取る側の視点で考えれば、まず心配なのは相続税を納めるためのお金の工面だと思います。
相続税を納めるためのお金の準備でポイントとなるのは、現預金や生命保険といった受け取る側にとって扱いやすい資産に切り替えることです。
複雑で分けにくい財産が多いと、ご遺族同士のトラブルや金銭面で負担をかけてしまうケースがあります。
例えば財産のほとんどが株や不動産のような場合です。
不動産を共同名義で相続することは、その後の管理や運用の難しさを考えるとあまりお勧めできません。
そうなるとご遺族同士で争うような可能性が出てきてしまいます。
加えて、財産のほとんどが株や不動産で現預金がほとんど無い場合、ご遺族に相続税の負担を強いる可能性があります。
現預金で持っているよりも、同じ価格で不動産を買った方が財産の評価が下がり、相続税の圧縮になると考える方も多いですが、不動産を購入したことで現預金が少なくなってしまうと、不動産を相続したご遺族に相続税を負担させることになってしまいます。
ですから、節税ばかりにとらわれず、まずは相続財産で相続税が払えるのかシミュレーションすることが大切です。
分けにくい財産がある場合は、生前のうちに分けやすい財産に変えておくことを検討してみましょう。
例えば、ご遺族にとって不要な不動産は売却し、売却して得た現金をそのまま納税資金として遺す方法です。
もしくは、その現金で別の収益不動産を購入して、発生する収益を相続税にあてる方法もありますが、相続するご家族の同意を得て、運用方法を慎重に検討する必要があります。
ご遺族が相続しやすく、手続きや金銭面で負担をかけないように、財産を整理してみましょう。
相続税を納めるためのお金の準備としてぜひ活用しておきたいのが生命保険です。
理由は、次の2つです。
1 |
遺産分割協議の対象とならないため、受取人がすぐに受け取れる相続が発生すると、通夜や葬儀、墓石など、早い段階で資金が必要となります。さらに準確定申告が必要な場合は相続発生後4ヶ月以内に所得税を、相続税申告をする場合は10ヶ月以内に相続税を納める必要があります。 |
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2 |
受け取れる金額が確定している財産を受け取る側からすれば、生命保険のように、まとまった資金を受け取れて、なおかつ金額もわかっている方が助かることは間違いありません。 |
当センターでは、初回無料でお客様の相続税シミュレーションを行っております。
相続財産で相続税を支払うことができるのか?お金の準備で、今からできることはないか?相続の専門家が何でもお答え致しますので、ぜひお問い合わせください。なお、オンラインでの面談も受け付けておりますので、お気軽にお申しつけください。
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